キャンプブームに伴って、キャンピングカーの注目が高まっています。「もっと手軽に楽しめたらいいのに」とお悩みではありませんか。今回は、軽トラのキャンピングカーの魅力を紹介します。中でも、幌型の軽キャンピングカーは入門としておすすめです。コスト面やコンパクトさを重視する方に、幌を取り付けた軽キャンピングカーについて、検討してもらいたい理由をお伝えします。
Contents
軽トラをキャンピングカーに変えるには
軽トラをキャンピングカーに変更するには、大きく3つの方法があります。本格的なものから、載せるだけのお手軽なものまで予算や用途にあった方法を選びましょう。
シェル型
通常のキャンピングカーのような見た目が人気のシェル型は、軽トラの荷台に載せるだけでキャンプや車中泊が楽しめます。シェルは積載物扱いなので、車検や税金は軽トラのままというのも人気の理由です。コストを抑えつつ、通常のキャンピングカーに近い宿泊体験ができるため、キャンプの居住性を高めたい人に向いています。
幌型
荷台に骨組みを載せて、上から幌を被せるだけで完成する「軽キャンピングカー」です。幌型のメリットは、シェル型と比べてコストがかからない点にあります。外部とはシート1枚で区切られているだけなので気温によって居住性は低下しますが、テント泊のような、より自然に近い宿泊体験を望む方や、時期を選んでキャンプする方にはおすすめです。通常、テントキットとして骨組みと幌がセットになっているので、慣れない人でも簡単に設置できます。
荷台にテントを設置する
荷台にキャンプをはるだけで、簡易的なキャンピングカーの出来上がりです。もちろん、そのまま車道を走行することはできませんが、キャンプ場などで疑似的にキャンピングカー体験ができるでしょう。
幌型タイプのキャンピングカーがおすすめなのはどんな人?
コスト面と設置の簡単さから人気の高い幌型の軽キャンピングカーですが、以下の要素を求める人は前向きに検討してみませんか。
コストを抑えたい人
幌を取り付けるだけで軽トラを簡単にキャンピングカーに変えられるため、通常のキャンピングカーを購入するよりも格段にコストを抑えられます。「キャンピングカーに興味はあるけれど予算は抑えたい」、「ソロキャンプ派なので手軽さとコンパクトさを重視したい」という方には、幌型の軽キャンピングカーがおすすめです。骨組みや幌をDIYで自作すれば、さらにコストを抑えられるでしょう。
DIYやカスタマイズが好きな人
軽トラの荷台に骨組みを載せて幌を被せるだけなので、DIYが好きな人であれば、簡単に自作できます。ホームセンターで材料を揃えられるため、DIYを試してみたいという人でもそれほどハードルは高くないでしょう。幌型はシンプルな構造なので、居住スペースを自由にカスタマイズできるのも特徴です。自分好みにさまざまな機能をカスタマイズしてみたい、という希望がある方にも向いています。
ソロやカップルなど少人数でキャンプを楽しむ人
軽トラの乗車定員は2名と決まっているため、ファミリーの方には、軽キャンピングカーはおすすめできません。幌型に限らず軽キャンピングカーは、乗車定員が少ないため、ソロや友人同士、カップルなどの少人数での利用を想定しておきましょう。
幌型のキャンピングカーの特徴や魅力
通常のキャンピングカーより、気軽に楽しめるのが軽キャンピングカーの魅力です。
維持費が安い
軽トラは通常のキャンピングカーより、維持にかかるコストの低いのが魅力です。一般車と比較して軽トラの税金は安く設定されているため、維持費を抑えられるでしょう。キャンピングカーを手に入れたいけれどコストが心配という方は、軽キャンピングカーを選択肢に加えてみませんか。
コンパクトながら居住スペースを十分確保できる
軽キャンピングカーは、見た目はコンパクトながら、必要な居住スペースを確保できるだけの十分なスペースがあります。寝袋はもちろん、備え付けのベッドを置けるスペースも問題なく確保できるでしょう。幌型の場合は、骨組みとシートのシンプルな構造なので、軽トラの荷台長1940mmと荷台幅1410mmのスペースを有効に活用できます。
デザインの幅が広い
自分好みのデザインを取り入れやすいのも、軽トラを作り変えるキャンピングカーならではの特徴です。積載サイズを守った範囲であれば、工夫の余地が広がるでしょう。タープとして利用できる幌を取り付けたり、屋根のように開く幌を取り付けたりすれば、より快適なキャンプが過ごせます。軽トラの荷台に載せられる重さは350kgまでと決まっているため、枠組みや幌などの積載物の重量が超過しないように気をつけてください。
幌型の軽キャンピングカーは自分で作れる?
前述したように、DIYに抵抗がない人であれば、それほど苦労なく自作の軽キャンピングカーを作り上げられるでしょう。ホームセンターで木材や角材を購入し、床面や、屋根や柱などの骨組みを作り、幌を取り付けるだけでキャンピングカーの出来上がりです。DIYのメリットは、居住スペースの高さを調整しやすいことでしょう。キャンプする上で、ストレスなく過ごすために天井高は重要なポイントです。ただし、道路交通法により、高さは地上から2.5m以内と定められているので、越えないように注意してください。
まとめ
今回は、幌型の軽キャンピングカーの特徴やメリットについてお伝えしました。入門としても、手軽に始められる「軽トラ」を利用したキャンピングカーはおすすめです。ブームに伴って、幌型のバリエーションも増えており、DIYに自信がない方でも簡単に設置できるタイプも登場しているのです。
岐阜県高山市にあります「株式会社Lanps」では、軽トラの荷台カスタムやラッピングを得意としております。これまでに、お客様それぞれに合わせた、最適なカスタムを提案してきた数々の実績がございます。経験豊富な当社スタッフがお応えしますので、小さなことでもお気軽にご相談ください。