「軽トラックの給油口はどうやって開けるの?」
「給油口がどちら側にあるのかわからず、ガソリンスタンドで困ってしまった」
軽トラックの給油口は、一般的な乗用車と比べて構造や操作方法が異なるため、初めて運転する方や慣れていない方にとっては戸惑う原因となるでしょう。
本記事では、軽トラックにおける給油口の正しい開け方と、給油口がどちら側にあるのかを見分ける方法について詳しく解説します。
ガソリンスタンドでスムーズに給油し、燃料の入れ間違いなどのトラブルを防ぎましょう。
給油口の開け方
まずは、軽トラックにおける給油口の開け方を説明します。
軽トラックの給油口を開けるためには車のキーが必要です。
エンジンを完全に停止させた後、キーを持って給油口のある位置へ向かいましょう。
給油口の中央に鍵穴が設けられており、通常は小さなカバーで保護されているため、カバーを持ち上げてから鍵穴に車のキーを挿入してください。
キーを左方向に約90度回転させることでロックが解除されます。
その後キーを抜き取り、給油口のフタ全体を左に回して完全に取り外してからガソリンを入れます。
軽トラックという名前から軽油を連想する方もいますが、正しい燃料はレギュラーガソリンです。
間違って軽油を入れると、エンジントラブルにより10万円程度の高額な修理費が発生する場合があるため注意しましょう。
給油完了後はフタを右に回して締め付け、「カチカチ」という音が3回程度するまで確実に固定してから、キーで施錠して完了です。
トラックの給油口が左右どちらにあるのか見分ける方法
スムーズに給油するためには、事前に給油口がどちら側にあるのかを知ることが重要です。
ガソリンスタンドで給油機の反対側に停車してしまうと、ホースが届かずに車を移動させる手間が発生してしまいます。
ここでは、運転席から給油口の位置を確認する4つの方法を紹介します。
- 燃料計の矢印マーク
- トラックのタイプやメーカー
- サイドミラーで確認する
- 取扱説明書を確認する
燃料計の矢印マーク
2000年以降に生産された車両の多くは、燃料計付近に給油口の位置を教えてくれる小さな矢印が備わっています。
出発前にこのマークを一度チェックしておくだけで、ガソリンスタンドでの位置取りがスムーズになるでしょう。
なお、製造年が古い車両や特定の仕様車では、このマークが省略されているケースもあるため、他の確認方法と併用することをおすすめします。
トラックのタイプやメーカー
車両の製造国や設計によって、給油口の配置は異なります。
基本的に大型車両では、運転席のすぐ後ろや荷台部分に給油口が設置されていることが多いとされています。
また、日本車やアジア製のトラックは、給油口が運転席側についていることが一般的です。
一方で欧米のトラックは、助手席側に給油口が設置されていることが多いです。
サイドミラーで確認する
トラックは一般的な乗用車と比較して車高が高く、サイドミラーからの視界が広いという特徴があります。
この特徴を活かして、サイドミラーから給油口の位置を目視で確認することも可能です。
ただし、車両によっては給油口がミラーの死角に隠れている場合もあるため注意しましょう。
取扱説明書を確認する
車両に付属する取扱説明書には、給油口の詳細な位置情報が必ず明記されています。
説明書には給油口の場所だけでなく、開閉方法・推奨燃料・タンク容量なども詳しく記載されているため、事前に目を通すようにしましょう。
まとめ
軽トラックにおける給油口の開け方や、給油口が左右どちらにあるのか見分ける方法について解説しました。
軽トラックの給油口は一般的な乗用車とは異なる構造となっており、キーを使用した開錠操作が必要です。
給油口の位置は事前に確認しておくことで、ガソリンスタンドでのスムーズな給油が可能となります。
初めて軽トラックを運転する方や、慣れていない車両を使用する際は、給油口の位置や開け方を事前に確認しておきましょう。