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軽トラをより快適化する方法とは?乗り心地を改善するアイテムや工夫について

軽トラをより快適化する方法とは?乗り心地を改善するアイテムや工夫について

軽トラは荷物を運ぶのに便利な自動車ですが、自分なりにカスタムすることで、さらに快適化することができます。

特に、荷物をたくさん積みたいという方におすすめなのが「荷台ボックス」の設置です。

そこで、ここではそもそも荷台ボックスとは何か、種類や特徴、選び方について解説します。

記事の後半では荷台ボックス以外に快適化する方法についても紹介するので、軽トラの快適化に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

軽トラの快適化とは

運転中や作業中の使いやすさ・安全性・機能性を高めるためのカスタムのことです。

軽トラはもともと実用的で使いやすい設計をされていますが、防音性・防水性が低く、振動が伝わりやすいなど、長時間乗っていると疲れやすいという特徴があります。

より快適で使い心地が良い空間を目指したい方は、カスタムによって快適化していきましょう。

軽トラを快適化するメリットは?

軽トラを快適化するメリットは?

軽トラの快適化をすることでより便利で快適な空間にすることができます。

ここでは軽トラを快適化することによる主なメリットを2つ紹介します。

  • 長距離運転が楽になる
  • 業務効率がUPする

長距離移動が楽になる

軽トラは本来、荷物の運搬を目的としたシンプルな構造のため、長距離運転にはあまり向いていません。

しかし、騒音や揺れを防ぐためのカスタムを行うことによって、これらの不快感を軽減することができます。

使用する環境に応じたカスタムを行って、体の負担を減らしましょう。

業務効率がUPする

軽トラの快適化によって使い勝手を向上させることができます。

例えば、荷台に荷物を積む方には荷台ボックスの設置がおすすめです。

ボックスを設置することによって工具や材料を探す手間が減り、作業時の無駄な動きを減らすことができます。

ボックスを設置すれば車内の整理整頓ができて、見た目もスッキリです。

軽トラをより快適化するには荷台ボックスの導入がおすすめ

軽トラをより快適化するには荷台ボックスの導入がおすすめ

軽トラの荷台ボックスとは荷台に設置する専用の収納コンテナのことです。

もっと使いやすく、もっと荷物を積めるようにしたい、という人はまず荷台ボックスを導入してみましょう。

ここでは、荷台ボックスの魅力を3つ紹介します。

  • 収納力が大幅にUPする
  • 防水性・防犯性がUPする
  • 見た目がおしゃれになる

収納力が大幅にUPする

軽トラの荷台は広いですが、そのままの状態で荷物を積むと乱雑になってしまいがちです。

荷台ボックスを設置すれば、工具や材料など小さな物でも分かりやすくカテゴリー別に収納できるため、荷台を整理整頓することができます。

また、運転時に荷物が転がる心配も減り、荷台を有効活用することが可能です。

防水性・防犯性がUPする

軽トラの荷台には屋根がついていないため、そのままの状態で荷物を置いておくと、雨風にさらされることになります。

しかし、ボックスを設置することで水の侵入を防ぎ、必要な荷物を雨風からしっかりと守ってくれます。

また、鍵付きタイプのボックスを設置すれば、盗難などの被害を防ぎ、防犯性・安全性を高めることが可能です。

見た目がおしゃれになる

最近は、デザイン性が高い荷台ボックスも多く登場しており、軽トラの見た目をおしゃれにしてくれます。

特にステンレス製や塗装されているモデルは、プロフェッショナルな印象を与え、営業先やお客様から良い印象を持たれることも多いです。

おしゃれにかっこよく軽トラに乗りたい方は、実用性だけでなく見た目にもこだわってみましょう。

軽トラの荷台ボックスの種類とそれぞれの特徴

軽トラの荷台ボックスの種類とそれぞれの特徴

軽トラの荷台ボックスにはいくつかの種類があります。

ここでは、それぞれの特徴や向いている方を解説していきます。

荷台ボックス選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

アルミ製荷台ボックス

アルミ製荷台ボックスは、軽量でサビや汚れに強いという特徴があります。

軽トラへの負担も少なく、価格も比較的安いため、日常使いや業務用におすすめです。

初めて荷台ボックスを導入するという方に向いています。

特徴比較的軽い
耐久性、防水性、耐候性が高い
価格が安い
スタイリッシュな見た目
向いている人雨天作業をする人
工具収納する人
コスパ重視な人
初めて荷台ボックスを導入する人

ステンレス製荷台ボックス

ステンレス製荷台ボックスは、耐久性・防錆性に優れているという特徴があります。

電動工具や精密機械など高価な道具を収納したいプロに向いているボックスです。

機能性が高く、見た目も高級感がありますが、価格がやや高めなので長期間使用したいという人が選ばれます。

特徴重い
頑丈
耐久性・防錆性が高い
寿命が長い
価格が高い
向いている人プロ向き
高価な工具を収納する人
見た目を重視したい人

樹脂(プラスチック)製荷台ボックス

樹脂(プラスチック)製荷台ボックスは、非常に軽量で持ち運びや設置がしやすいのが特徴です。

耐久性・防水性・耐候性がやや低いですが、最近は機能性が高いモデルも発売されています。

価格が安いので、荷台ボックスを始めて導入したい人や趣味で使用したい人におすすめです。

特徴最も軽い
設置しやすい
持ち運べる
防水性がやや低い
価格が安い
向いている人趣味で使う人(釣り・キャンプなど)
カスタム初心者

【まとめ】荷台ボックスの種類とそれぞれの特徴

種類特徴向いている人
アルミ製比較的軽い
耐久性、防水性、耐候性が高い
価格が安い
スタイリッシュな見た目
雨天作業が多い人
日常使いする人
工具を収納したい人
コスパを重視したい人
ステンレス製重い
頑丈
耐久性・防錆性が高い
寿命が長い
価格が高い
プロ向き
高価な工具を収納する人
見た目を重視したい人
樹脂製最も軽い
設置しやすい
持ち運べる
防水性がやや低い
価格が安い
趣味で使う人(釣り・キャンプなど)
カスタム初心者

荷台ボックスの選び方のポイント

荷台ボックスの選び方のポイント

軽トラの荷台ボックスにはさまざまな種類があるため、何を選べば良いか迷ってしまう人が多いのではないでしょうか。

ここでは、車両の条件や使い方に応じたボックスの選び方のポイントを解説していきます。

  • 最大積載量
  • サイズ
  • 固定のしやすさや方法
  • 開閉タイプ
  • 荷物の出し入れのしやすさ
  • 防水性・耐久性・密閉性などの機能性

最大積載量

軽トラには最大積載量といって、その車両に積むことができる荷物重量の上限が決まっています。

そのため、荷台ボックスの重量と中に積む荷物の重量が最大積載量を超えないようにしなければなりません。

ボックスに重たい荷物を入れる場合は、軽いボックスを設置しましょう。

  • 軽トラの最大積載量…350㎏

350㎏以上の重量の荷物を積むと法律違反になるので注意が必要です。

サイズ

荷台ボックスを選ぶ際には、そのサイズにも注目しましょう。

道路交通法により、荷台に積める荷物のサイズにも規定があります。

<荷台に積載できる荷物のサイズ>

  • 横幅…車両幅
  • 長さ…車両の全長の1.1倍

これ以上のサイズの荷物を運びたいときは、警察署にて申請を行いましょう。

許可が下りたら荷台より大きな荷物でも運ぶことができます。

固定のしやすさや方法

荷台ボックスの固定方法には、ボルト式やベルト式などがあります。

走行中にボックスがズレたり、道に落ちたりしないように、しっかりと固定することが大切です。

固定方法によっては車体に穴を空ける必要があるので、作業の難易度なども考慮して選びましょう。

荷物の出し入れのしやすさ

荷台ボックスを選ぶ際には、荷物の出し入れのしやすさにも注目しましょう。

特に、開口部のサイズや高さは荷物の出し入れに影響をあたえるので、中に入れる荷物が十分に入るサイズ感かどうかを確認することが大切です。

また、中に仕切りがあるか、奥行きがある場合は引き出しが付いているか、などにも注目しましょう。

防水性・耐久性・密閉性などの機能性

軽トラは屋外で使用することが多いので、ボックスの防水性は非常に重要です。

特に水を扱う作業で使用する場合や雨に濡れることが多い場合は、アルミ製のボックスや防水加工がされているボックスを選ぶようにしましょう。

中に入れるに工具や機材などが水に濡れないようにするために、中に水が入りにくい素材のボックスを選ぶことが大切です。

荷台ボックスの固定方法

荷台ボックスの固定方法

荷台ボックスを安全に使用するためには、しっかりと固定することが重要です。

走行中の揺れやカーブでのズレを防ぎ、万が一の事故を避けるためにも、適切な固定が欠かせません。

ここでは、荷台ボックスを固定する主な方法を2つ紹介します。

  • ベルト固定
  • ボルト固定

ベルト固定

荷台ボックスの固定方法で最も一般的なのがベルトやロープを使った方法です。

軽トラと荷台ボックスをベルトやロープで固定してズレないようにします。

細いベルトやロープを使用すると切れてしまうことがあるので、幅が広くて頑丈なタイプを使いましょう。

ボルト固定

荷台に穴をあけてボックスをボルトで固定する方法です。

非常に強固に固定できるというメリットがありますが、車体に穴を空けなければいけないというデメリットもあります。

後のトラブルを防ぐためにもDIYではなく、プロに施工してもらうのがおすすめです。

荷台ボックス以外で快適化する方法

荷台ボックス以外で快適化する方法

軽トラの最適化は荷台ボックスだけでなく、他にもいくつかの方法があります。

ここでは荷台ボックス以外で軽トラを最適化する方法を紹介します。

  • 座席シートを変える
  • はしごを設置する
  • 作業灯を付ける

座席シートを変える

軽トラは振動が伝わりやすく揺れがひどいため、長時間乗っているのがしんどいと感じることが多いです。

振動を吸収するタイプの座席シートに取り換えれば、揺れが軽減されます。

軽トラの乗り心地を良くしたい方は、座席シートを取り替えてみましょう。

座席シートの下に振動を吸収するマットを敷くのもおすすめです。

はしごを設置する

荷物の積み下ろしを楽にしたい方は、はしごを設置するのもおすすめです。

軽トラの荷台に上るのは意外と体力が必要になるので、はしごを設置することで作業効率が向上します。

作業灯を付ける

夜に作業をする場合は軽トラに作業灯を取り付けるのもおすすめです。

LEDライトを選べば省エネになり、しかも長期間明るさを持続させることができます。

車のバッテリーへの負荷も減らすことができるので、夜の作業が多い人は作業灯の使用を検討してみましょう。

まとめ

軽トラは趣味や仕事に大活躍してくれる魅力的な自動車です。

しかし、構造がシンプルなので使い方に応じたカスタムをすると、さらに使いやすい車へと変身させることができます。

仕事や趣味で道具を使う人には荷台ボックスの設置をおすすめします。

簡単に設置できて、しかも荷台を整理できるため、作業効率が格段にUPします。

作業内容や中に入れる荷物に応じたボックスの設置を検討してみましょう。

軽トラックで車中泊を快適にする方法にはどんな選択肢がありますか?
主に4つの方法があります。

  • 運転席・助手席をリクライニングして仮眠(手軽だが長時間向きではない)

  • 荷台にテントを張る(アウトドア向きで安価)

  • 自作キャンパーシェルや荷台フレームを設置する(DIY好きにおすすめ)

  • 専用の幌を取り付けて防水・プライバシー確保をする

車中泊快適グッズとしておすすめされているアイテムには何がありますか?
快適な車中泊のために、このような装備が役立ちます。
寝具、断熱グッズ、防寒具、ポータブルバッテリー、LEDライト、ソーラーパネル、カセットコンロ、折りたたみキッチン、小型ファンなど
軽トラックでの車中泊における注意点は何ですか?
快適さを保つには、以下の点に注意が必要です。

  • 駐車や走行時の高さ制限をチェックすること

  • 駐車場所を事前に調べておくこと

  • 防犯対策やマナーを守ること

より便利に、よりカッコよく
趣味も仕事も楽しめる
あなただけの軽トラへ

この記事を読んで少しでも軽トラの荷台の
カスタマイズに興味を持たれたら
まずはランプスへご相談ください!

この記事の監修者

株式会社Lanps 代表 林 広幸

商用車・趣味用の車を問わず両方で役立つ軽トラを、「さらに快適に使用したい」や「機能性を向上させたい」という思いから、最適なユーティリティーカーゴボックスを開発。
お客様にニーズに合わせたご提案を行っています。